書店に行こうものなら、ハウジングコーナーにずらりと並ぶ住宅本。
そして家づくりに関する雑誌は月刊季刊別冊とたくさんある。
パラリとめくれば、瀟洒なモデルハウスか又は広告用に合成された
きれいな写真のオンパレード。
誰だって目を奪われ、こころも揺らいでしまう構成だ。
一流の広告会社があふれるほどの費用を使い製作するのだろうから
さすがに見せ方は上手い!よく観るとあまりに多すぎる広告や
企業紹介のページ。企業の広告雑誌と言ってもいいくらいだ。
中にはあからさまに広告収入目当ての雑誌もあり辟易してしまう。
そんな中、硬派?な住宅雑誌がある。
雑誌と言うと怒られそうだから、家づくり情報誌と言えばいいのか・・・
事例紹介ページはあるが、広告ページを一切持たない住宅情報誌。
正確には、住宅・生活誌「家と人」ということらしい。
広告主を向いた編集内容の住宅雑誌が多いなか、
読者に向いている。
掲載される住宅レポートについても最低レベルとして、
次世代省エネ基準を理解し、実践しているところのものしか載せない!
という頑なさもいい。
けれど、編集長曰く
私の頑なさゆえ、協賛会社が少なくて大変なんだ、とか。
でもそんな職人気質なところが私は好きなんです^^;
便利な水周り設備の記事もおしゃれなデザイン特集もない。
なので、目先の楽しさが欲しい方にはお薦めしにくい。
上は私の生まれ育った田舎、川井村の横沢部落紹介ページ。
いろんな職の前線で働く人たちの生き方、
地域に暮らす人の顔や暮らしの歴史などの紹介を通して
私たちにとって”家とは何なのか”、を気付かせてくれる。
それでいて、家づくりに大切なハード面の急所もしっかりと
専門の先生方が読者に伝えています。
家の買い気は決してそそりません! でも、考えさせてくれます!
家づくりに大切な視点を見つけたい方にはオススメです。
家づくりを考えてられる方、携わってられる方は
一冊は読んでみても損はない!と思う。
でもバックナンバー欲しくなっても私のせいではないですからね^^;
発行元 リヴァープレス社 住宅・生活誌「家と人」編集部
追; 画像の日付が一日進んでいます。
消せません、修正できません。私では。。
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広告主より読者に向いた家づくり情報誌があってもいい!!
って方は、一押し!願えるとうれしいです。
私もいろんな本を読み漁り、最後に参考にしたのは家と人。
本気になると、いつの間にか必要な情報源は絞られていました。
大共さんにはお世話になれなかったですが,
ときどき気になり寄らせていただいています。
いいこだわりは私も好きですよ。
「家と人。」は、多くの方に是非読んでいただきたいです。
住宅版・暮らしの手帳 と表現されていた記憶があります。
情報をコントロールせず、潔く読者に伝えているところが、
ハードカバーの本何冊分もの価値があるように感じます。
それが 地元、岩手で創られているって、すごくないですか?
我が家も、リヴァープレスさんの本が 住宅造りの入り口でした。
N2さん、家と人を参考にいい家を実現されたようで
何よりです。建てた後にも参考になる情報をお伝えできればと
思っていますので、これからも気ままに立ち寄ってみて下さい。
Beige houseさん、賛同ありがとうございます!
おっしゃる通り家づくりを考えている人は入口で読むべき!
家づくりに限らず、一度読んでみて欲しいです。
併せてKさん、Mさんのキャラも知って欲しいかな。