こんな家が建てたい!

当社の家づくりコンセプトブックである
”こんな家が建てたい”が残数30部ほどしかない。
制作してから5年以上になるので、既に変わっているところの
内容を入れ替え、より解りやすく読みやすくしたい。

これまでのものは、文字が小さ過ぎて読みにくい!

なんてやさしくねえんだ、この本は!

と私が読み手なら小冊子をめくった瞬間に放りだしている。
老眼っけしている現在の私には苦痛でしかない。
自分が同じ体験をしなければ、こんなことにも
気付けなかったのかと情けなくなる。

これまでの”こんな家が建てたい”は、家づくりの時点では
余り役立たないらしかったことも変えたいことの一つ。
それは、家を建てていただいた奥様からの言葉で知ることができた。

「家を建て終えてから読み返してみると本当にいいこと書いてあるわよね」

?・?・ 建て終わった後?それって・・・

 建てる前は読まなかったんですか?

「何回か読んだわよ。それでもよく解らなかったのよ」

 そ・う・ですかあ、建てる前には役に立たないんですかあ。。

「そうね。でも今ならよく解るから大丈夫よ」

 そう励まされても。。

建てる前に役に立たないのに変わりはないのだ。

そんなきっかけで”こんな家が建てたい”の前に読む、
または知るべきことを伝えれればと
”入門編 家づくり七つの秘策”をつくることになったのだ。

入門編の話はさておき
このブログタイトルも”こんな家が建てたい!”
コンセプトブックのタイトルが”こんな家が建てたい”
なので、何も考えず同じタイトルにしてしまった次第。

ところで、この「こんな家が建てたい」は文法的には間違っているらしい。
正確には「こんな家を建てたい」になる。

コンセプトブックにタイトルを付ける時点では私だってぺっこ悩んだ。
思いを伝えるには「こんな家が・・・」の方が馴染むように思えた。
こんな家が・・・あったら・・・
こんな家が・・・できたら・・・

なんて想像していたい、と感じただけなんです。

「こんな家を建てたい」は、単純な行為?ていうか・・・
そう思えてしまうのは私だけなのかもしれませんけど。
なんせ国語苦手、古文赤点!の私ですから^^;
(古文の先生恐くっていい先生だんたんですけどね;)

つくり手だって、家づくりに夢を描く。
現実には今はできないけど、こんな家があったら楽しいだろうなあ、とか。
こんな家があったら、できたら、と「たら、れば、」ではあるが
私の場合はこの「たら、れば」があるから
つくりたい家を追い求めるエネルギーが湧いてくる。

この湧き上がるものがなくなった時、私は引退でしょうね。

・・・・・・・

ところで、私の引退っていつなんだろうか。。

4 件のコメント

  • ず、ず~~っと先の事ですね、引退は。きっとしないと思いますよ(笑)
    それにしても文法なんて考えたこともなかったですね。
    私も理系(生物系)ですので語学はちょっと(–;)
    でも「を」より「が」のほうが、意思がはっきりしているような。
    「を」は弱いですよね。なんか漠然としているようで。
    言葉、文章ってわざと誤った使い方をしたほうがインパクトが
    生まれるんでしょうね。多用するのは困りますけど。

  • アルボンさん、引退しないって・・・
    往生際悪い爺さんみたいな感じですか^^;
    片足突っ込んでもブツブツと、なんか唱えてそうですね。
    文法とか私こそよく分かりませんが、
    いつも感心するのは、ニュースの見出し。
    短い見出しに、よくもまあ上手に内容を伝えるもんだなあ・・・
    って感心してしまいます。

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