ウィンターガーデン&アウトリビング

先日東京の屋台でワンカップ酒をちびりちびり。
夜でも肌にほど良い感じ。
やっとこさ、この時期がきた・・・と
大雪で大変だった冬を思い起こし、そして心地よい外気を味わえる
これからの楽しみへと思いは馳せた。

私は外気に触れながらのんびり過ごす時間が大好き。
温泉だって、温泉が好きというより本音は露天風呂が好きなのだ。
なので温泉目的に行くなら、内風呂に入るなんて最初っから頭にない。

これからの時期、外気を楽しむなら
自分ちならこんな感じにしたらどうか・・・展示場ならこんな感じか・・・と
ワンカップ効果に一人思い描いて楽しんでしまいました^^;

家の内と外。
最近の日本の住宅には高気密・高断熱化だけが先走りしたせいか
家の内と外がはっきり区分けされてはいないだろうか。。

子どもの頃なら、すき間だらけだったが縁側があり土間があり
家の内と外を繋ぐ空間があった。
縁側の戸は全部戸袋に納めると縁側は全開放。
縁側が室内側だと認識できるのは、床と天井を意識できた時のみ。
外をながめている分には内であることを忘れるほど大開放できたはず。。

あの縁側に座っての陽なたぼっこが懐かしい。

私は今、あの中間帯とも言える空間を取り戻したいと思っている。
昨年からのアメリカやドイツの視察で気付かされたことの一つでもある。
それは私たちの思い込みから高断熱・高気密には不向きと諦めていた
あの縁側で過ごす空間。内でも外でもあるファジーな空間と時間。

かと言って縁側復活とまではいかないが、
高断熱でありながら心地良く過ごす中間帯は可能だと思える。

今の構想は、昨年ここで投稿したアメリカで見たアウトリビング、
そしてドイツ北欧のウィンターガーデンの合体である。

昨年掲載したアメリカの展示場の開放されたリビングを再度掲載してみます。

アウトリビング オープンなリビング

いいですよね、こんな過ごし方って。
但し、このスタイルだと新築時以外では設置しにくいです。

そこで、役立ったのがドイツのウィンターガーデン。

ウィンターガーデン

断熱性の高いガラス&フレーム。
そして何よりユニット化すれば、後付もOK!
省エネにもなり、進化住宅の一つのアイテムにもなる。

アウトリビング機能とウィンターガーデン機能を合体!すべえ!!

なんて昨年末から取り組んでいます^^;

担当のHがせっかくプランをし試算を突き詰めたのに・・・
優しくもないスタッフ?から
「たげえべぇ。それだば誰もよろごばねぇよ」
などと言われつつ作業をすすめ、後は工場での試作&コスト検証待つのみ。

ところが・・・悲しくも既に当社の農閑期は終わり。

なんか皆それどころじゃないらしい。。

我が社って戦国時代の農民兵か(汗)

これからの時期、開発はお天気まかせです^^;

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