呼ばれ方・・

私はもうお兄ちゃんと呼ばれる歳ではない。
が、でもまだお兄ちゃんと呼ばれてみたい気持ちだけはある。
2年ほど前、小さな子どもに、

 おいで、お兄ちゃんに抱っこしよっかあ♪

て、両手を差し伸べると即座に反応したのは子どもではなくお母さん。

 えっ!?お兄ちゃんてどこに・・?

と真顔だった。。

私の冗談に、冗談で真顔で返してくれたのかもしれない。
けど、周囲からリサーチしたところによれば、
冗談でも私が「お兄ちゃん」とは図々しいらしかった。。

冗談にも「お兄ちゃん」と言えないなら・・・おじちゃん?か。。
でも、な~んか聞き心地が良くない;;
結局、ちょっとは若いっぽいかと思えるのと、響きが優しげなので
今では可愛らしく「おいちゃん」と自分を称している。

ここでは「親方」、会社では「〇っちょう」、家では・・・

 あれ、、、何と呼ばれてたかなあ・・
 考えてみると、ちゃんとした呼ばれ方していない?

中学生くらいまでは、お父さんと呼ばれてたのは確かなのに・・
それが今では直接声をかける時は「あのさあ、」が殆んどだ。
たまにお願いモードで、冗談めかして「お父様」「おっ父」か。。
でも裏では「オヤジ」と呼んでるらしい。

照れなんでしょうけどね^^;

我が家の場合、パパママは3歳位まで。
その後幼稚園に入る前には、何とかお父さんお母さんと呼ばせるようにした。
けど、今はちゃんとした呼ばれ方がない名無しの権兵衛さん(笑)

私が子どもの頃なら、父ちゃん、母ちゃん。
頭に「お」は付けなかった。
田舎ですからね、当時周囲でパパママなんて呼ばせてるとこなんてなかった。
それ以前は、とう、かあ、だったかな。
かあ、かあ、ってカラスみたいにうるさい!とよく怒られたもんです^^
その後、高校生の頃から大人ぶって「おふくろ」呼ばわりするようになった。

で、今はというと・・・
電話で話す時は「かあ」、心の中で呼ぶなら「母ちゃん」の方が馴染む。
この年になると見栄も恥もないですからね^^;

呼ぶ側、呼ばれる側それぞれにいろんな思いの変化ってあるんですよね。
呼び方も呼ばれ方も大事にしなきゃならないことかもしれません。

そう言えば、かなり前にこんな冗談話が流行ったっけ。

田舎から街(都会)へ向かうバス中の親子の会話。

 おっかあ、どこまで行っだら、オラおっかあのごど「お母様」って呼べばいい?

 お母さんは慌てて「しっ!」と言って子どもを黙らせたけど、時既に遅く
 周囲の乗客はクスクスと笑っていたのだとかどうとか。

素直な子どもです(笑)

この話を聞いた時はみんなで大笑いしたんですけどね。
余りに自分と重なりすぎることに気づき、
終いには笑いが引きつってしまいました^^;

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4 件のコメント

  • うちは『ママ』です!でも作文に書くときや先生にはお母さんって言ってるみたい。。
    親方が収益を上げる家を売り出したら、いの一番に申込みをしよ~~っと
    本当、そうなったら多くの人が幸せになるんですよ。家人の努力が必要な部分も勿論、有りで構わないんですし。
    家を建てるまでの私の名前は『へっぽこ丸』だな‥

  • 娘からは、おかあさん。息子からは、おっかあ、です…。
    橋を渡って野菜を売りに来るおばさんは、私のこともおばあちゃんのことも近所の叔母のことも「かあさん」です。たぶん、「かあさん!」と「ねえさん!」と使い分けているに違いないです。そのあとに「いだっかア~?」と続きますけどね。。。

  • 野望→家!さん、家庭内と外向け使い分けてるんですね。
    そういう時期ってありますよね^^
    家人の手を煩わしていいのなら・・・
    温度調節の必要ない無暖房の家で、
    高級野菜の栽培、高級鑑賞魚の養殖、
    なんてのもあり?でしょうか^^;

  • さとけいさん、息子さんの「おっかあ」はよく分かりますねえ。
    普通に呼ぶのになぜか照れがある。
    野菜売りのおばさん、なかなかの商売人。
    年下さんから呼ばれる分には気にならないことも、
    もし、私が年上の人からおじさんなんて呼ばれたら・・
    ちょっと複雑な気分になりますね^^;

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