南欧住宅の外観で、特徴的なポイントと言えば、
①に屋根瓦、②に窓シャッター、③に外壁塗りのテクスチャー
でしょうか。
そこで今日は、南欧で観た住宅の屋根、特に屋根瓦についてぺっこ。
プロヴァンスの住宅展示場の一つ。
左側屋根軒先付近に、一見、
北国では見慣れたような雪止めアングルぽく見える部分があるけど、
よく観ていただけばわかりますが、棟瓦ですからね^^;
プロヴァンスエリアは、屋根瓦の形、色合いは、
スペインと同じように写真のようなスタイル一本やりと言う感じ。
そこが同じフランスでもパリ近郊とは違っています。
遠目には無機的にも見える壁と瓦の家。
けど、テラス屋根の軒裏なんかは一転。
写真のように木の風合いが。
でも、
実は上の写真のように、板で仕上げているのは稀。
この写真のように、屋根瓦の下は屋根タルキに瓦ザンのみ、
瓦をそのまま見せているケースがほとんど。
これはスペインでも同様です。
これはこれでボクは好きなんですけどね。
ただ、日本だと防火規制などを配慮するとちょっと難しい面も。
これは一番上に写っているのがテラス屋根の裏面。
外壁から浮かしているのがわかりますか?
上屋ではありませんよ。
そしてこの外壁の仕上げ、ふわふわ感がいい感じ♪
瓦って、使われるのは屋根だけじゃないんです。
中庭テラスの壁上に、こんな風にも使われたり、
塀なんかや壁のワンポイントに使われたりしています。
日本だって、和風の塀に和瓦載ったりしてますよね。
あれと同じです。
瓦だから、使用場所は屋根。
という固定観念にとらわれる必要はないんです^^
瓦を床に使うってのは無理あるかもしれませんが、
「瓦を壁に使う」っていうのはありだと思いませんか。
ワンポイントだからオシャレってことだってあるしね。
こういう点では今回かなり学びは多く、
イメージのキャパは広がったように思います。
あとは硬くなりかけたオツムを軟らかくできたら・・・
言うことないんだけですけどね^^;
南欧の住宅展示場は、
ココログ2号がブログで一部紹介していますよ。
南欧の家のデザインの参考に。
散歩で見かけた南欧の民家
日本より高い南欧の窓の断熱性に興味があれば以下をチェックで。
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