北欧の住宅建築システムを・・

北欧に限らずヨーロッパでは、
木造非木造にかかわらず住宅のパネル化が進んでいる。
このことは15年ほど前、スウェーデンで見て圧倒されより注目するようになった。

北欧の住宅システム (1)

これはフィンランドで見た建築現場。
先ず住宅部をパネルで組み上げ外壁を仕上げてから、
写真のガレージ工事を施工していた。


加工度はかなり高いのに、なぜ住宅とガレージを二期工事化とするのか?
何かの理由が必ずあるはずなのだが、私にはそれが未だにわかっていない。
答えのないままずっと疑問だけが残ったままだ。

逆にこの疑問が解ければ増築時のプラスになるのでは?
との期待を持っているのだけど・・・

今私が気になっているのはリフォーム用の断熱パネル化。

北欧の住宅システム (2)

断熱付加リフォームなので、
このサンドイッチパネルのように構造一体である必要はない。
白い発泡断熱材が倍ほどの厚さでそのまま大判の壁パネルになればいい。

それは何とかなりそうでも今日のテーマは吊り具で、
今日実家への往復ずっとそれを考えていた。
何が問題かというと既存住宅には軒があるので新築とは勝手が異なる。

実家に帰ったのは温度測定のため。
暖かい家にしてあげたいと思いながら、仕事の忙しさを言い訳に延び延びになっている。
こんなことだと、いつのものになんだか・・・
生きているうちのものにはならないべ。

故郷の渓相1

実家の現在の温度環境は私が育った温度環境でもある。
ホットカーペットの上にある炬燵に足を入れると暖かい。
だけどカラダがすぐ気付く、ふすまからの身に沁みるすきま風、
畳縁からのすきま風、周囲から流れてくる冷気、
一所で感じるこの温度のギャップ・・・
これがカラダのストレスにならないわけがないべ。

故郷の渓相2

目指すはシンプルに時間をかけず、暮らしに負担をかけない、
費用も最小、極上の暖かさを得るためだけの断熱工事だ。

自分はもう20年も、硬質ウレタン断熱175㎜とトリプルガラス2Low-Eに囲まれ
ぬくぬくと暮らしてきた。

誰のおかげで今があるのか、親不孝のままでは終われない。

 

 

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

 

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