意外と知らない断熱レベルで違う家の暖房設定温度のこと。

ここ数日来で今日が一番寒い。それも午後になってから・・
どういうこと?てことで気温推移を観ると、

昨晩22時をピークに気温は下がり続け、今日昼過ぎに氷点下入り。

そういうことかあ!

エアコン暖房設定温度
この事務所ももう築28年、2×6で充填断熱140mm、建てた当時は暖かいと思ったものです。
ですが、カラダって慣れるものなんです。暖かさの基準が変わるっていうのかな。

自宅が暖かい、モデルハウスが暖かい、建築現場が暖かい、このように寒い暮らしから遠ざかっていると、寒いという感覚を忘れる。唯一思い出すは正月に実家に帰った時くらい。
建てた当時は暖かいと感じた事務所なのに、今日のように氷点下になったり強風の日はもう今では寒いと感じるわけ。

エアコンの暖房設定温度を27℃にしてもそうなの。
室温22、3℃なら自宅では肌着一枚でも暖かいはずなのに・・

自宅で最近?なことがあった。
つい先日までは室温22℃くらいで夜もちょうど良いと感じて寝られていたのに、最近20℃台でも暑いと感じるようになり、肌着一枚で布団もかけずに寝るようになったこと。

いったい何が、自分の体感温度を上げたのだろうか・・

体質?もしくは室内表面の平均温度が何かの要因で変化した?

先日、家を建て替え暮らし始めたご主人の言葉が思い浮かぶ。

 いやあ、以前の家と同じく暖房設定温度27℃にしたら暑すぎて、設定20℃でちょうど良いって、
 断熱ってのは凄いものですね。

一般的に断熱レベルが高くなると、

暖かい暮らしができる。

暖房費がかからないのでは?

くらいのことまでは知っているかも?だけど・・・
暖房の設定温度が低くなることはさほど認識はされていないようで。

今日あったお問い合わせでも、

 暖房設定温度26℃位で暖房費はいくらかかるのか?

と。訊くと、今がそのくらいで暮らしているからとのこと。
断熱レベルが高くなればなるほど暖房設定温度は低くなることは説明したのですが、そこは半信半疑の様子。こればかりは体感しないと理解できないことなのかもしれません。

これが暖かさの違い、暖かさの質。

てことになるのだけど、これから家づくりを考える方はぜひ寒い日を狙って、

室温何℃で同じ暖かさを感じられるのか。

断熱レベルで違う暖かさの違いを体感してみてほしいですね。

訂正:

Xでは20軒ほどと投稿したけど、22軒でした(汗

 

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