接触温度

同じ室温空間にある異なる素材。
室温に変化がなければ、異なる素材も同じ温度になる。

ところが不思議だ。
素材が変われば触れた時に感じる温度は違ってしまう。

触れた時に熱を奪われるから冷たく感じる。
接触面から奪われる熱が少なければ暖かく感じる。

室内で暖房機を除き、触れてみると分かる。
温度計が示す温度だけが温度ではない。

子どもの頃なら、触れるもので何が冷たくて何が暖かいと
分かっていた気もする。
ところが大人になると気付かなくなっていないだろうか。

人間が家の中で触れざるおえないもの。手なら取っ手レバー。
私みたいに家で靴下を履かない者なら常時足は床に触れる。
這い這いの幼児なら、足どころかへちゃかぶも手も床に触れることになる。

這い這いする子どもに靴下は履かせても手袋はしないだろう。
(這い這いできんでしょうから^^;)
幼児の小さなカラダから床面は熱を奪う。
結果、幼児の低体温化?なんて論文はみたことはないが、
あっても不思議はなさそう。。

素材選びに迷ったら
子どもの手に握らせてみるのも一つの手ではないか。
眠っても手から離さないものならOK!とかね。
触れるものなら子どもの直感の方が正しいのでは?
でも口に運ばないか心配ですけどね^^;

素材選び。頭で考えるのもいいけれど、
触れて感じながらの素材選びも大切そうである。

てなわけで最近の私は左右の手の平で異なる素材に触れ
利き酒ならぬ利き素材に走っている。(子ども心で^^;)

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