透明人間になれたら・・・
なんて誰でも一度は考えたことがあるのではないだろうか。
自分だけが存在を知られず、こちらからは相手が見える。
ところが逆に自分の存在だけが見え
周囲の人が皆透明人間だったらどうだろう。
恐いし、不安だらけになる。
そして、自分も周囲も透明人間だったら・・・
存在の見えない暗闇のようなものだろうか。
お互いが声を発しながら距離を読み、手探りで動く。
カラダの一部が触れた瞬間、驚きと安堵が入り混じる。
最近、学校のクラス名簿なるものが無くなったらしい。
そして父兄の連絡網の名簿までが。
その上卒業生名簿もなくなるらしい。。
今後名簿もなくクラス会の通知は誰がどんな形でできるのだろう。
個人情報保護法なるものもここまでくると透明人間薬のようなもの。
個人情報リストが悪意・故意に取引されていることから始まったこの法。
今や不注意で失くしてもとがめられる。
ならば、もともと名簿など無い方が事故は起きることはない。
責任自体を発生させない、ごもっともな配慮。
と言いたいが、お互いが見えた方がいい場面まで
リスク回避のため透明人間なのは寂しいし不安だ。。
それでも仕方のないことなんだろうか。。
自分の手元にあるクラス会名簿・・・
めくって見たら、真ん中に自分の情報欄のみ。
他は全て空欄。。。
想像したら恐くなった。
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