家の保湿力

今日は実験邸PX-Ⅱの夏検証データのまとめから一つ。

家の保湿力


ドライ運転設定をさらに下げてからの湿度の推移を観ると、
50%で推移して湿度が45%になるまで7~8時間ほど。
そしてその後がおもしろい。
40%まで下がるまで5~6日間かかっている。

エアコン1台で、
第一段階は家の室内空気中の湿度を下げる8時間。
第二段階は家の躯体(主に塗り壁内の水分)から放湿される6日間の144時間。
単純な時間比較で18倍ということになる。
3割が家の外から水分が供給されたものとしてみても12倍。

判断には乱暴な面もあるけど、
その他の要素を加味しても8~10倍はありそう。

塗り壁や無垢材の吸放湿による湿度の平衡化は、
これまでの実験棟の比較で大きな効果があることはわかっていたけど、
家自体が持つ保湿容量は・・・?どこまで耐えられるのか?
てことが、恥かしながら家をつくっていながらよくわかってなかったですからね。

でもこれで外気中の水分量が変化したとき、
この家だったら何日間位は自然状態で保湿できるって目安にできるかと。

冬は逆パターンで再検証してみますね^^

 

 

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