無垢床は裸足が記憶する

私は家にいる間は年中裸足族。裸族ではありません。

足裏にはツボが密集しているからでしょうか、
それとも寝ている時以外は床に足が触れているからでしょうか。
常に何か重みという圧がかかる足裏だからでしょうか。
だからか、私は足裏が接するものには敏感です。

みんなそうなのだと思っていたのですが、私だけなのでしょうか。

無垢床

床材の違いは敏感にわかります。
足裏が接する床面の感覚で概ね室温もわかるようになりました(笑

私が床材を意識したのは自分が家を建て住んでみてからです。
1階は無垢床で2階合板フロアにしたからですが、1階無垢床を裸足で歩き無垢の階段を何も考えずに踏み上り2階床を踏み込んだ瞬間、違うものを踏んでしまったかのような腰砕け感、あの瞬間はずっと忘れません。

住宅屋さんなのに、住まなければわからなかったいうとても情けない話です。

家を建てて頂く皆さんに無垢の床を勧めている以上無垢の床にしたわけです。当初は2階も無垢にするつもりでしたが、ここで一般の方と同じ心理が働きました。

どこか工事金額を下げるところはないかと。

それが2階の床の無垢材を建材の合板フロアにすることでした。

その結果、

同じ木製の床材なのにこんなにも裸足の足裏は敏感に床材を利き分けれるものだと知ることに。

1階も2階も同じ合板フロアにすれば問題なかったのだと思います。
無垢床材での生活体験がないままなのですから違いも分かろう筈もありませんから。

そんな体験にシックハウス問題が加わり、床材は無垢材を。の気持ちがより強くなったのです。

これは裸足生活する私だけが感じるものなのかもしれない。

とずっと思っていたのです。

ここからは裸足⇒素足に変更(笑

ところがです。
最近、住んでいる施主さん宅を訪問させて頂くと、
素足で生活している奥様方が多くなったことに気付きました。

皆さんにお訊きすると、

 素足の方が気持ちがいいんですよ♪

と。

ある奥様が言ってたことに、

 気持ちいいので素足にしたことあるのだけど足裏が汚れるのでソックス履くようになったと。
 それがルンバで掃除するようになったら汚れないのでまた素足に戻したんです。

この素足生活傾向ってルンバの影響は大きいのかもしれません。

足が汚れようが汚れまいが私は裸足派ですけどね(笑

というわけで、当社事務所脇のモデルハウスは、

家を建てる前に無垢床の素足体験できるようにしよう!

なんてことを考えておりました!

2 件のコメント

    • 銘酒をごちそうになり、まあいつものよりうまいかな?くらいのものなのに、
      いつもの安酒に戻した瞬間、味の違いに気付かされる。あの感覚に近いかもしれません。

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