岩手の寒い家で起こることや起こり得ること。

ここに来て朝からちらつく雪。

寒さの体感レベルに影響する対流(風)

それならまだしも風って、こんなに寒かったっけ?
てことで温度をチェックしてみると、

外気温‐1℃。大したことないじゃん!
と思うも、改めて空気の移動という対流の影響力を体感したということなのでしょうね(笑

3-20窓周囲温度

ついでに、窓周囲の温度も紹介しますので興味ある方は観てください。
この時はこの時で窓周囲のヒートブリッジ対策はそれなりにしているつもりだったけれど、現在のレベルと比較したらこれはお子ちゃまレベルだよなあ、と。

そう思うも、

でもさ、この時はこの時でこれで俺だって必死だったったんだよなあとこの頃の自分を擁護したりの一人遊び(笑

それと、

休んでいた環境小屋を再稼働すべく今日の午後からやってみてはいるものの、環境調整小屋の湿度調整が上手くいかない。

温湿度調整

湿度7%っておかしいでしょ。

湿度センサーはもうダメだと思ったので、新たに購入したものが届いたので今日設定してみたのですが・・
温度は制御できるのだけど、やはり湿度が制御できていない。

なぜだ?

もしかしたら、加湿のしかた? 位置? 向き?
と考えてみても何も浮かばない。

こういう時は明日に委ねる! 飲む! 早く寝る! に限る。

岩手の冬に寒い家で起こること

冬に寒い家で起こりがちなことについてまとめてみます。家が暖かくない場合、以下のような問題が発生することが起こり得ます。

室内の温度低下

断熱材が無いもしくは不十分であったり、窓や扉に隙間風があると、室内の温度が大きく下がります。これにより、屋内での快適性が著しく損なわれることになります。
そこで実際にそのような家の中の温度はどのようになっているのかについて事例を紹介すると、

岩手県盛岡市のFFヒーターで暖房中のお部屋

寒い家の室内温度分布

床上30センチ程から上の高さでは20℃程ですが、30㎝以下の足元となると10℃ちょっとでその温度差は10℃近くもあることがわかるでしょうか。暖房しても暖房しても足元は暖かくならない状況。これが寒い家の特徴です。

寒い家で発生する結露

朝起きてカーテン開けたら窓にはびっしりの結露。その結露を拭いて回るのが日課という人も少なくないのではないでしょうか。寒い外部と温かい室内の間で温度差が生じると、窓ガラスに結露します。窓だけならまだしも壁面に結露が発生すると厄介です。結露はカビの成長を促す原因にもなり家の耐久性に大きな影響を与える可能性があります。

寒い家では配管の凍結する

非常に寒い環境では、水道管が凍結するだけなら良いのですが、ひどい場合には配管が破裂するリスクがあります。これは修理が難しく、高額な費用がかかる問題です。その対策として夜お休み前には必ず水落としすることが重要になります。忘れっぽい方なら電気代はかかりますが、凍結防止ヒーターを巻くなどの対策も良いかもしれません。

寒い家では暖房費も増加

寒い家は暖房をかけてもかけても暖まらないという特徴があります。ストーブの周りだけとかストーブの前だけは暖かくなるけど、そこから少しでも離れようものならその寒さに耐えられないなんてことはざらにあるはずです。それでも暖房をかけ続けるために結果暖かくもないのに暖房費はかかるという結果に。

寒い家に住む健康リスク

寒い家の中では高血圧になりやすいし、アレルギー症状も悪化しやすいなどの結果が知られるようになりました。健康寿命に大きく影響することもわかってきています。当たり前ですが風邪やインフルエンザなどの病気にもかかりやすくなります。また、関節痛や筋肉痛を感じる人もいるのが現状です。

岩手の家に必要な断熱と気密性の向上

そこで岩手県のような寒冷地では、冬季に家の中で快適に過ごすために、いくつかの特別な対策が必要です。岩手県の冬は厳しい寒さに見舞われることが多いため、次のような方法で暖かく過ごすことが推奨されます。

断熱材で高断熱化

壁、床、屋根に断熱材を多くすることで、室内の暖かい空気を保持し、寒さを防ぎます。

窓の高断熱化

窓は家の中で最も熱が逃げやすい場所の一つです。岩手県なら後悔しないためにもトリプルガラスやそれ相当の断熱窓を使うと、熱損失を減らし結露しない窓を実現することも可能になります。

家全体の高気密化

家全体の隙間を封じることで、冷たい外気の侵入を防ぎます。気密性テープやドラフトストッパーが役立ちます。さらに暖房費削減に大きく貢献することでしょう。

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