窓周囲熱橋と妄想シュミレーション

住宅の高断熱化が強く言われ出したのは高々ここ10年くらいのことだものなあ。

窓周囲のヒートブリッジを世の中が問題にしようがしまいが住宅の高断熱化による問題としていずれ浮上するのは確かだろうと思う。

そこでこの問題がもし顕在化するとしたら、どういう仕組みなのか。
それがわかれば対処するにしても幾分先手を打てるかもしれない。

なんてことを考えながら熱橋比較ボックスを眺めてて、

窓のヒートブリッジ
サーモ画像中心の〇の部位の温度が画像左上に表示されている温度になる。

〇のすぐ左脇にある濃紺の点が取付ビスの頭。
この部位をカメラ中心〇がかすめると、表示温度0.6とか0.8℃を表示。この時の室温18℃。
この画像内最低温度が右温度バーの最下部表示温度‐0.5℃なので間違ってはいないだろう。

線状の熱損失ψではなく、点状熱損失ということになるのかもしれないけれど・・
点状熱損失で検索してみたものの見つけられなかったので、あくまで点なので損失は計算しないといことかもしれません。

でも点と言えども冷えてるのは事実。

ここに温度計の外部センサーを付けるとしたらどうやって・・

先ずはどんな方法でもいいので付けてみてサーモ画像との差を知ることからか。
次に石膏ボードで抑え込む。石膏ボードはとりあえず片側だけにして様子を観る。
石膏ボード面に結露はどう表れるのか?なんなら2枚重ねも有りか。

その後、ビニールクロスを貼っておいた石膏ボードと交換。

縦枠面はコールドドラフトの影響が強いので、上枠面が最適かもなあ。

内外温度差を現実な範囲にするならボックスを屋外に置くのもありか。
定常非定常的には内外逆だけどそれはそれでおもしろいかもなあ。

などと一人勝手にボックス覗き込んで妄想シュミレーションしてる変なおっさんがいるわけですよ。
知らない人が見たら怖いでしょ(笑

ここでプチ遊びしてみてから・・・リアルに近い形でなら工場の実験棟へ移行してからになるのかな。

あくまで妄想だけれど・・

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