窓の取付比較ボックスでの遊び実験その後を。
石膏ボード吸湿放質性は意外と高そうだってことは仮説的には変わらない。
石膏ボードを貼って数日後には、貼ってない木部面が乾き始め手で触れても結露水で濡れてるとは感じない状態に。これは外気が急に冷え込んだことで空気の乾燥したことが主な要因ではないかと。
石膏ボードを貼っていない面をサーモカメラで観ると、
サッシ際の木縁が赤くなって温度が高いって?・・
結露していた時期ならこのラインはかなり冷えていたのに乾燥したら逆ってね。
この状況となった考えられる要因は、
①木材は濡れるもしくは含水率が高いと熱伝導率が高くなる?
水分を引けば引くほど結露を増えるのではないか。
で、調べてみると、
木材の熱伝導率は含水率と密度の影響を受ける (toishi.info)
含水率が1%増えれば熱伝導率は1.3%増える?思いの外大きくないか?
なるほでね。と思うも考えたら想像できそうなものですが普段考えることはなかったですね。。
②暖房の対流や輻射の影響
特に対流が大きいのでは・・
窓ガラスとサッシ枠下部は結露していますけどね。
乾燥したことで木枠の断熱性能UP!ということは確かなようですね。
逆側の石膏ボードを貼った側面は、
石膏ボードで覆われているせいか、温度分布がきれいに滑らかです。
石膏ボードすぐ隣が木縁、先ほど赤かった木縁ですが、先ほどとは逆で一番冷えているように見えます。
触れてもわかりますが、結露で濡れたままです。
この違いの要因は、
石膏ボード貼っていない木額縁は2面が室内空気対流に晒されているけど、石膏ボードの方はボードで一面が塞がれた格好で室内側から影響よりボックス内から冷えの影響割合が高いから?
ではないかなあと(笑
石膏ボードで額縁一つにこれだけ影響があるなんて、やってみないとわからないものですね。
元々わかっている人はいるのかもしれませんけど、、恥ずかしながら私はやってわかるタイプなもので(笑
また何か気づきがあれば報告いしますね^^
お待ちしております。!
待っていてくれるんですね、わかりました!
結露水分が木繊維や石膏ボード内に入る毛細管現象等が進まず蒸散されにくいことはイメージできます。石膏ボードは耐水のあるものでしょうか?石膏ボード裏面の状態とその下地木材がどうなっているのか気になりますね。フツウの石膏ボードは水への溶解度は以外に高いと言われていますので。興味を引く面白い実験ですね。
石膏ボードは耐水のものではありません、通常のものです。
いずれ石膏ボードは剥がそうとは思っていますがもう少し様子をみてからですね。