岩手で高性能で多機能、多様な窓デザインができるまで。

今日は窓フェチ親方の思い出話をぺっこ。

先ずは25年程前に遡ります。

フォールディングドアとの出会いから

こんなに大きく開けられる窓があるなんて、世の中というか世界は広いと思ったものです(笑

日本で使えたら・・・

なんて欲を出してみたものの、結局手に入れらませんでした。

いくら直輸入してるからって、世の中にはできることできないことがある。
ということを知ることになります。

それがサッシの輸入をより断熱性能の高いヨーロッパにシフトしたことがきっかけで可能性が見えたのです。

新たなお家 |こんな家が建てたい! – 家づくりを通じて見えないものを観たい岩手の住宅屋のぼや記 (daikyo-home.jp)

このときで2010年ですから、可能性が見つかったのはきっと2009年か2008年だったでしょうか。

アメリカで存在を知ってから10年程の歳月をかけ、
ついにトリプルガラスで高断熱なフォールディングドアを岩手の住宅に誂えることができたのです。

できる!という一つの経験は勢いを与えてくれるもので、

サプライズ時間のある家

フォールディングドアを1軒の住宅に2カ所使うことも多くなって行き、フォールディングドアはかなりの比率で採用されるようにもなりました。

フォールディングドアが当社では当たり前だよね。
と言えるほど定着してきた2014年、

2009年に以下のようにぼやきながらも諦めていたものが、

日本で実現したい北欧の窓スタイル

もしかしたら、できたりするんじゃないか。
あんな大きいものはとてもコンテナに入るものでもないし、
でもフォールディングドアサイズの範囲以内なら・・

そんな悪魔のささやきが聴こえ始めます。

ここから妄想が妄想を呼び、

久しぶりに県南開催です。 |こんな家が建てたい! – 家づくりを通じて見えないものを観たい岩手の住宅屋のぼや記 (daikyo-home.jp)

このとき、国内では前例がない領域と言われます(笑

これは、冬にバルコニーが使えない岩手にこそ必要ではないか!

そんなことを考え周囲のアドバイスや協力を頂きながら5年経過した2019年、

家にバルコニーは必要か?全開放する高窓へ。

小さいけれどやっとカタチにすることができたのです。

そのほか、自由にコンビネーションできる多くの連窓デザインスタイルも。

日本には無くてもね、こうして世界にはあるということを知れた私たちは幸せなのかもしれません。
できるできないに関わらず、知ることもなければ欲しいとも思わないから手に入れることもありませんしね。
世の中にあること、存在を知ること、ここがスタートだったような気がします。

これは家づくりを考え始めた方も同じかもしれません。

万一の偶然はあるにしても、知らなければ手に入れようがないのですから。

最後に最近気になった記事を一つ。

サングラスをかけると肌が日焼けすることがあります (technobyte.org)

目から光が入ると脳の下垂体が刺激されメラニンを生成。
このメラニンが肌を紫外線から保護するのだとか。
なのにサングラスをかけるとメラニン生成が阻害され皮膚がサンバーンの原因に。

車の運転やヨットで天気の良い日はサングラスをかけた方が目にはいいのではないかと思いかけるようにしていたのだけど・・・まあ車は良いとして、ヨットなり屋外ではサングラスは避けた方が良いのかもしれませんね。

人間の体って自分の知らない機能を発揮してたんだね。それも知らぬ間に。

体も教えてくれればいいのに・・と思う(笑

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